04 mai 2011

5月2日 le lundi 2 mai 2011 西カサイで水難事故 naufrage dans la province de Kasai occidental

Le lundi 2 mai 2011
快晴。7時、気温23℃、湿度65%。

アルカイダのビンラディンがパキスタンで米国によって殺されたようだ。9.11の犠牲者の関係者たちが喜んでいるという。米国がビンラディンの死刑執行をしたわけである、裁判もなしに。民主主義に反する国の暴力がまかり通る。リビアもそうだ。NATO軍が空爆。国連の安保理のお墨付きだ。しかし、対話はどこにいったのだ。アラブ人のことだ、言うことと考えていることが全く違うことぐらいフランスも米国もよく知っているはずだ。チュニジアやエジプトの二の舞をしたくないカダフィとしては、妥協点を探っていたにちがいないのだ。たしかにカダフィは狂っていると見えることが多い。しかし、最近歳の所為か丸くなってきていた。コート・ジボワールの二人大統領にしても、反民主主義的解決をフランスが強行した。

ネットが不調。メイルの返事がなかなか出せない。場合によってメイルが読めない。ブログが更新できない。調べ物ができない。

ゴキブリが増えている。季節なのか、台所が不潔だからか。食器を洗ったあとに乾かすために置くトレイが汚いので洗った。前回はタワシで洗ったのに汚れがおちないかった。今回はジャベル(ブリーチ)の水につけ、さらに太陽光で殺菌。見違えるほど綺麗になった。これに気をよくして、ゴキブリ対策用に買っておいた「マジック」というチョークのような薬(インド製)をゴキブリの通り道に塗りつけてみた。チョークのように線を数本引けばよいと説明書きにある。するとどうだろう、あんなにいたゴキブリがどこかに消えた。信じられない。正に「マジック」だ。

ドンナが通れるような塀の穴は全部塞いだはずだ。ところが、夜になると、近所の雑種が庭に忍び込んできていることが分かった。マドンナのものではない糞(ふん)が残されていたからだ。今日気をつけていると、いたいた薄茶色の汚い野良犬が。あんなのとマドンナが子供を作ったら大変だ。マドンナの新しい家の格子は目が粗すぎる。あの痩せた貧相な犬なら通り抜けてしまう。マドンナをもとの小屋にいれて鍵をかけた。狭いけど我慢してくれ。お婿さんのところに行くまでは我慢だ。
(画像はマドンナが破壊した小屋の左側面。勿論内側から。こんなことは初めて。それにしても、体当たりと歯でバリバリと壁を壊してしまうとは末恐ろしい。そういえば今日はマドンナの満16ヶ月の誕生日であった)。

またまた船の事故である。こんどは西カサイ州でおきた。ダイヤモンド鉱山で有名なチカパTshikapaから50km地点だそうだ。RDCコンゴは陸路が悪い。大河コンゴには多くの支流がある。いきおい水路が流通の重要な役割を担う。しかし、水路も危険だ。整備された船がない。定員はいつもオーバーだ。貨物も積み過ぎ。救命ブイなんかない。昼間の航行でもいろいろなものが流れてくるから慎重さが必要なのに今回は夜間航行で事故が起きた。5月1日から2日にかけての夜中だ。100人を超える犠牲者が出た模様だが、詳細を中央政府も誰も掴んでいない。あまり漠然としているので世界の報道もまちまちだ。以下はフランスのフィガロ紙。BBCも報道したが数字が違う。日本の各紙は今のところ無視。事故の規模が確定できないからだろう。

RDC/naufrage: près de cent disparus
02/05/2011
Près de cent personnes sont portées disparues après le naufrage ce matin d'une embarcation sur la rivière Kasaï, un affluent du fleuve Congo au centre de la République démocratique du Congo, a-t-on appris auprès d'une autorité locale.

Le bateau, une baleinière qui transportait plus de cent passagers et diverses marchandises, a coulé dans la localité de Katoka, à 45 km de Tshikapa, une ville de la province du Kasaï occidental vers 01h00 locales, a indiqué une autorité locale sous couvert d'anonymat.

Une trentaine de personnes ont été secourues à la suite du drame, mais aucun corps n'a été repêché pour le moment, a précisé cette source, soulignant que la surcharge de l'embarcation serait à l'origine de l'accident.

Le 24 avril, six personnes ont été retrouvées noyées dans le naufrage d'un autre bateau sur le lac Kivu, à environ 45 km de Bukavu, chef-lieu de la province du Sud-Kivu (est). Près d'une vingtaine étaient toujours portées disparues.

Les naufrages sont fréquents en RDC, vaste pays d'Afrique centrale pourvu de nombreux lacs et cours d'eau dont le plus important est le fleuve Congo.

1 commentaire:

much a dit…

 貴重な道路情報等いただき感謝しています。
 検討した結果、バイクと共に飛行機で、明日月曜日ルブンバシに向かうことになりました。その後ザンビアです。どうもありがとうございました。
 キンシャサに2ヶ月近くいたせいか非常に身近なものと感じられ、アフリカの星ブログを興味深く読ませていただいています。ご健闘をお祈り申し上げます。