29 novembre 2011

11月25、26日 シナゴーグ synagogue

Le vendredi 25 novembre 2011
曇り。7時、24℃、70%。

6時、停電。7時40分、回復。続いて断水。

キプシは2006年の大統領選挙のとき、カビラではなくベンバに投票したひとが圧倒的に多かったらしい。カタンガ州で圧倒的な人気を誇るモイーズ知事はカビラを応援しているけれども、選挙民はモイーズの本心がどこになるのかを探りながら行動する。カビラに自動的に投票するとは限らない。


イランの首都テヘランには25ものシナゴーグ(ユダヤ教の寺院)があるとは知らなかった。それらのシナゴーグが今でも機能していて、イランは中東でもっともユダヤ人が多いところだそうだ。アルジェリアは独立後ユダヤ人を追い出した。僕が2年半いたコンスタンティーヌはアルジェリアでもユダヤ人が多い街だった。
もともとアラブがスペインまで北アフリカを通って征服したとき、ユダヤ人はアラブ人と一緒に移動した。ユダヤ人は戦士としてではなく、アラブ人と役割分担をして共存していたのである。但し、イラン人はアラブ人ではない。隣国イラクの大部分とは宗派を異にするがイスラムが主流の国だ。しかし、彼らの文化はエジプトと同じくイスラムよりも遥かに歴史がある。
いま、イランは悪辣な国として世界中で報道されている。本当にそうなのか、どこまでが真実で、どこから誇張なのか見極めないといけないだろう。
ルブンバシの街中にもシナゴーグがあった。過去形である。いや、建物は今で残っているが機能していない。RDCコンゴのユダヤ人はどこに行ったのか。現知事のモイーズの父親はギリシャ系のユダヤ人である。
(画像はルブンバシのシナゴーグsynagogue。ルムンバ通りにある。シスタ・アスンタのフランシスコ会修道院から近い)。

フランシスコ会で傘を買った。大きな傘でHelvetiaと宣伝が入っていた。スイスの保険会社だろう。350円。雨が長い時間降ることが少ない。普段はちょいと雨宿りしていればすむので、今まで傘を買わなかったのだ。車の中に傘を入れておくことにしよう。

今週になってコンゴ・フランが急騰した。ドルの急落である。1ドル920フランだったものが2日で750フランになったという。しかし、スーパー「マ・メゾン」でドルで買い物をしたら、対ドル900であった。そのスーパーの前にいた通りの両替屋(キャンビスト、フランスやスイスでは金融トレーダーだが、ここでは両替屋)は確かに770でドル買いをすつと言った。RDCコンゴの今年のインフレ率は17%前後、また公定歩合は30%近いから、本来なら年初来の900前後からフランがむしろ下落しなければならない。逆の動きをしているということだ。ドルは確かに円にたいして大幅に安くなった。しかし、対コンゴ・フランも下落しなければならない理由がない。選挙でドルが出回り、フランが不足しているというが、米ドルが決済通貨として流通している現状、公務員給与もドル払いされている現状から考えて納得できない理由である。従って、一種のスペキュレイションで長続きする為替ではないと思われるが、年末にかけて暫く注意をようする。

Le samedi 26 novembre 2011
晴れ。7時、23℃、75%。

ネットの11月分契約が7時45分に切れたようだ。キプシのVodacomで更新しよう。
10時、Vodacomでネットの支払いを終えた。土曜日に切れてよかった。もし明日だったら、投票日28日(月)は休日扱いになったので、月極め更新が火曜日になってしまうところだった。

今日は選挙戦の最終日。明日は日曜日。明後日月曜日が投票日だ。カビラもチセケディもキンシャサで最後のデモ。夜遅くまで選挙カーががなりたてていた。

17時50分、予期せぬ停電。ご飯を炊飯器でたいていたところだったので、まいった。回復は20時20分。ご飯は炊き上がるちょっと前だったのだろう。余熱でなんとか食べられる状態になっていた。カレーは15時から煮込んでいたのでセーフ。今晩は豚カツカレーと洒落込もうとしたが、これもなんとかカツを石油コンロで温めて作ることができた。しかし、食事の用意をしているときの停電は困る。
停電の所為でFrance2で復活したバラエティ番組『シャンゼリセ』(司会は有名なDrucker氏)は見ることができたが、最近の楽しみであるお笑い番組『笑ってください On n’demande qu’à en rire』を見そこなった。

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