05 juillet 2012

7月5日 ルムンバ Patrice Lumumba


Le jeudi 5 juillet 2012
快晴、7時、20℃、55%
アルジェリア独立50周年。

グーグルにある僕のブログ『アフリカの星』を更新して、フェイスブックとシェアすると、僕のFBのページでブログのタイトルがでて更新されたことがわかる。と同時にFB中にある他の二つのページ、『アフリカの星』と『AKJ 日本カタンガ協会Association Katanga Japon』が同時に更新されることが、今時になってわかった。ブログ『日本カタンガ協会』は更新されないが、そちらにはFBに来て欲しいと書こう。FBで「いいね」と云っていただけると、「いいね」は足跡を記す意味で必ずしもポジティヴな評価をしていただいたわけでなくても嬉しい。

大韓航空がソウル=ナイロビの直行日を運航し始めたとOさんのFBにあった。素晴らしい。こればホンコン経由よりきっと便利。大韓航空も採算がとれるだろう。韓国はアフリカに積極的に進出している。

昨日から作っている粒あん、大成功!
これをワッフルに乗せて朝食にしよう。ニュテラNutellaとは違って和風、どら焼きみたいなもんだ。

Patrice Lumumba
またまた最低な記事を見付けてしまった。
今日はしかし社会的にはもっと責任が重い人物の誤りである。なにしろ東京外語大学という有名な学校の准教授の書いた文章だからだ。准教授とは昔の助教授。法改正で助教授という職階はない。この先生、アフリカ専門なのだそうだ。外語のポルトガル語を出ている。モザンビークについて本を書いている。モザンビークの公用語はポルトガル語である。アフリカでポルトガル語を公用語にしているのは、カポ・ベルデ(ギニア湾の島国)、ギネ・ビサオ(セネガルの南)、アンゴラ(RDCコンゴの西隣)とモザンビークであろう。それはいい。先生の名前は船田クラーセンさやかさん。多分40代の先生。
こんな先生にいい加減なアフリカを教えられている学生は不幸だ。今年はそれが150名もいるらしい。
何が変なのか。彼女がルムンバについて書いている。
パトリス・ルムンバを初代「大統領」にしている。ルムンバは初代「首相」である。また彼が獄中から書いた最後の手紙の相手は「親愛なる仲間へ」ではなくて「愛する妻へ」である。極めて初歩的な誤りで呆れ果てる。初代大統領がカサブブJeseph Kasa Vubuであることを知らないことはないと思う。単なる思い違いというより、怠惰なのだ。ちょっと調べてから書くべきではないか。翻訳されたルムンバの手紙に散見されたフランスの誤りに言及したらこちらはいらいらして疲れてしまう。これが大学の先生か。ルブンバシ大学の先生が日本について書いてもこんなに酷くないのではないか。
上記のような批判文を書くと、この船田先生、アフリカ関連では有名なひとらしく、外務省、JICA、アフリカ関連NPO等々から総スカンを食うかもしれないなぁ。日本では、こうした先生方を見方につけて、講演させてもらったり、政府から援助をひきだしたりしないとNPO活動が成り立たないらしいのである。今春一時帰国したときに訪問したNPOの責任者にそう聞いた。

腐敗認識指数Corruption Perceptions Index。これについては2010120日のブログで書いた。指数は2009年のものであった。RDCコンゴは180ヵ国中162位であった。
去年末に2011年の結果をTransparency International(本部ベルリン)が発表している。
それによるとRDCコンゴはアンゴラ、チャド、リビアと肩を並べて168位となっている。調査国数は183カ国に増えているが、最低ランクの国々の顔ぶれは変わらない。最も腐敗した国はソマリアと北朝鮮、続いてミャンマー、アフガニスタン、ウスベキスタン。
アフリカで最もクリーンなのはやはりボツワナでポルトガルや台湾と並んで32位。警察国家ルワンダは南アよりも上位にあるもののカポ・ベルデ、モーリシャスに続いて49位はアフリカで第4位である。
世界で最もクリーンな国のグループも変化がない。トップはニュージーランド、デンマーク、フィンランドである。日本は14位。

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