09 juillet 2012

7月9日 ボコ・ハラム(ナイジェリア) Boko Haram (au Nigeria)


Le lundi 9 juillet 2012
快晴。7時、18℃、45%。外気は11℃。僕の寝室24℃。
さすが寒い。ここは南半球だから今が真冬。ところが水道の水は生ぬるい。昼間の熱が地中で保たれているからだろう。今年3月の日本の関東は寒かった。水道水もしばらく使うと手がかじかんだ。

毎週月曜日20時半からフランスの国営TVFR2が『Cold case』(邦題は『コールド・ケース迷宮事件簿』)を3話づつ纏めて放映している。フランス語タイトルは結果に重点が置かれて『Affaires classées』、つまり「一件落着」となっている。時折極めて感動的なストーリーがある。未解決の殺人事件を通してアメリカン・ヒューマニスムが滲み出るように出来ている。

大豆って固い。一晩どころか二晩水につけておいて煮て、3時間煮てもけっこう固い。食べられないほど固くはないが、歯応えがある。日本で食べた大豆は柔らかい。何故だろう。「重曹をいれる」という大豆のレシピがあった。これは面白そうだ。重曹がないからベーキング・パウダーで代用しよう。

おどおどろしい「ボコ・ハラム」
ナイジェリアのタリバンかアル・カイダか
ナイジェリアとニジェールという国がある。其々NigeriaNigerと書く。よく似ている。西アフリカのギニアの山中からナイジェリアの海岸まで流れるニジェール河の流域にある国だ。ニジェールの首都はニアメイ、フランス領だった。ナイジェリアのそれはアブジャ(199112月にラゴスがら遷都)で、英国領であった。1960年に独立してナイジェリア連邦共和国となった。ナイジェリアはアフリカ第一の産油国。ところがニジェールでも去年から原油が採れだした。ウランもある。
僕がニアメイに行ったのは77年ころだ。何もない、砂漠の国だった。
ナイジェリアの北部で宗教戦争が起こっている。イスラムがキリスト協会を目の仇にしてテロ攻撃をかけている。そのテロ集団がボコ・ハラムBoko Haram。ボコ・ハラムの意味は「西欧の教育は罪」と解説されている。アフガニスタンのタリバン同様、イスラム過激派といえる。しかし、本当に宗教戦争なのだろうか。多分違うだろう。ナイジェリア政府の長年にわたる政治の失敗が原因だと思う。相次ぐクー・デタ、賄賂がまかりとおる腐敗体質、いつまでも貧しい大多数の国民。その中からイスラム過激派がでてくるのである。
DRCコンゴではイスラム問題がない。回教徒がいないということではない。しかし、状況としてマリやソマリア、ナイジェリア等イスラミストが台頭してきている国々よりましだと僕は考えている。これは贔屓目かなぁ。五十歩百歩か、目糞鼻糞を笑うの類か。

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