02 octobre 2013

10月2日 「マニョック(キャッサバ)を救え」か Sauver le manioc

Le mercredi 2 octobre 2013
6時、快晴、22℃、50%。今日はカタンガ晴れ。

南アのズマ大統領が今月末キンシャサに来るそうだ。その時を狙って南アに電力をRDCコンゴが供給する契約を結びたいRDCコンゴ政府の意向だ。コンゴ河に建設する第3インガ・ダム発電所から南アに供給する。それはいい。がこのインガIIIダムまだまだ礎石もない。「作る、作る」といって既に30年。南アが、アフリカ開銀が、世銀がファイナンスするといっては大騒ぎをし、未だに姿形がないダムである。電気の供給をすると約束するのはいい。しかし、いつのことになるか分からない約束なのだ。規模は大きいが、今のところ「絵に描いた餅」。
 
インガ・ダム
ベルギーの外務大臣が国連総会で、RDCコンゴの東部戦線収拾後に「マーシャル・プラン」を導入したいと語ったそうだ。「マーシャル・プラン」は第二次世界大戦後アメリカがヨーロッパの経済復興のために実施した膨大な援助である。RDCコンゴとしては「是非お願いします」と歓迎している。

キンシャサの医者によるストライキは一先ず収まったが、代わって看護師たちが30日(月)からストを始めた。こちらも給与値上げ要求。但し、既に政府との合意ができていたがそれが実施されないことに反発してのストのようだ。病院の利用者にとっては医者の次は看護師かというわけでなかなか正常なサーヴィスが受けられない。

昨日アマゾンに言及した。そのアマゾンを現在地としてアフリカで消費されいているイモ類にマニョックがある。日本語ではキャッサバと呼ばれている。マニオク、マンジョカなどともいうそうだ。
このイモはヨーロッパでは貧乏人の食べ物として軽視されているようだが、極めて栄養価が高い。ビタミンではBおよびCが豊富、また蛋白質があり、脂肪分がない。その他利点美点の多いイモといわれる。問題は良く洗い茹でるか、乾燥して粉末としてから料理しないと、シアン化合物があるので有毒ということであろう。
マニョックはRDCコンゴでも食する。キンシャサでは特に主食である。フォフォといわれる主食はトウモロコシの粉とマニョックの粉を混ぜて湯に溶かして作る。カタンガでは、野菜と一緒にピーナツ味にして煮込んだり、油であげたりして食している。マニョックの葉も良く食する。葉はタマネギ、トマト、ピーナツの粉などと煮込むのである。
「日本カタンガ協会」の会長キュング氏の農園でもマニョックを栽培してる。マニョックを収穫するまで3年かかる。市場でマニョックは馬鈴薯(ジャガイモ)よりも安く売っている。
マニョックには褐色線条ビールスstriure bruneが原因の病気があった。1925年に絶えたビールスと考えられていたが、10年ほど前に先ず東アフリカ(モザンビーク、タンザニア、ケニア)からまた流行しだした。以来、RDCコンゴ、アンゴラ、ルワンダ、ウガンダ、ブルンジでもビールスによる被害が出ている。媒介するのは白いハエと人間。病気に罹ったマニョックの根は壊疽(乾いた腐敗)状態になってしまう。_ 
今年5月初めイタリアのベルラジョのロックフェラー財団センターでマニョックの病気に関する国際学会を開いた。マニョックは乾燥、砂漠化には強いが、地球温暖化による新たな病気には弱い。
病気の早期発見が予防に繋がる。早いうちに発生源のマニョックを焼却してしまうのである。そして国際的連絡を密にし、どこかに病気に強い品種が見つかったらその品種を世界に広めることだ。
農薬を使わない(資金がないから使えない)ここルブンバシでは、壊疽状態のサツマイモを買ってしまうことがよくある。マニョックを僕は食べないが、マニョックよりもトウモロコシや米、ジャガイモの方が大農法、大農場経営に向いているためマニョック栽培は減っていくのではないかと思う。ことの良し悪しは別として、そのようにアフリカの食生活も変化していくのではなかろうか。
 
マニョックの根
こんな大きな根(イモ)ばかりではない
Arrêtons de snober le manioc
Souvent considéré comme l'aliment du pauvre, ce tubercule a pourtant des vertus insoupçonnées.
L’un des aliments constitutifs de la cuisine africaine est le manioc. Ce tubercule est consommé sous diverses formes presque partout sur le continent.

Pourtant, s’il est populaire, il souffre d’une bien peu glorieuse réputation, surtout en Europe, où il est perçu comme l’aliment du pauvre, un truc insipide s’il n’accompagne pas une bonne sauce ou un délicieux ragoût. Ce qui n’est pas totalement faux.

Mais, le manioc a des vertus que l’on ne soupçonne pas. Un peu comme pour réhabiliter cet aliment de base non négligeable dans nombreux pays africains, L’Express de Maurice publie un joli billet où il dit tout le bien que nous apporte la consommation du manioc. «Un concentré de saveur et de nutriments» fait savoir le site du quotidien mauricien. En effet, il contient des vitamines B et C, des protéines, des hydrates de carbone et très peu de matière grasse (seulement, 0,4 g pour 100g de manioc).

Une nutritionniste interrogée par L’Express de Maurice estime même que l’amidon contenu dans le manioc peut aider les personnes souffrant d’inflammation du côlon ou de problèmes gastriques. Par ailleurs, si vous êtes allergique au gluten, le manioc est votre ami: il n’en contient pas.


Cette ode au manioc de L’Express de Maurice tombe à un moment où le tubercule est fortement menacé en Afrique. Il est de plus en plus attaqué par la striure brune, un virus qui s’attaque aux plants et rend les racines de manioc impropres à la consommation. Le phénomène avait disparu depuis 1925. Mais il fait sa réapparition en Afrique de l’Est et s’étend, comme l’explique le site de RFI, à l’Angola, la République démocratique du Congo, le Rwanda, le Burundi et l’Ouganda. D’où l’urgence à trouver des solutions, comme le souligne le Dr Claude Fauquet, chercheur au Centre international de l’agriculture tropicale (CIAT), afin de sauver cette plante originaire d’Amazonie.

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