16 janvier 2014

1月1日 帰国の途に retour au Congo commence

Le mercredi 1er janvier 2014
7時、快晴。
元旦。
あけましておめでとうございます。

正月とはいえど余り祝いたい気分ではない。去年亡くしたS君やNちゃんのことが頭をよぎる。このアフリカに来て欲しかったなぁ。今年は誰を失うのかと思うと安らかではいられない。それが僕自身であるならそれはそれでいいが。

今日夕方から、ルブンバシに戻る。
17時半、数分遅れて出発。ケープタウンを離れると渓谷に入る。東西を1000メートルを山々が屏風を作る。ミクロ気候ができるが、土地があまり豊かでないのかブドウ畑が延々と続く。
西ケープ州のブドウ畑
ピントが合わせ合わせられなかった
夕日に映える西ケープ州の農園
バスの席が2階になった。車掌は黒人男性。怠け者だ。小まめに働こうとなどしない。2階席は眺めがいいが多少揺れがあるように思う。事実子供や女性が酔っていた。

バスが立ち寄るサービスエリアは清潔であるけれども、公共施設らしいバスターミナルになると不潔になる。私営のサービスエリアは金をかけて掃除をしているからだ。公共になると掃除の頻度が落ちるととたんにゴミがたまり不潔になる。と考えたが、写真を撮ったブルームフォンテーンのターミナルは、年末年始の休暇シーズンで清掃係が休みだったのかもしれない。南アの最高裁があるこの都市で、しかしトイレもメンテナンスが行き届かなくなっていた。これはヨーロッパ先進国と同じ現象である。ここでも一般大衆の公衆道徳、規律などには期待してはいけないということだ。イタリア人は高速道路で飲み物のボトルや紙屑を平気で車の窓から捨てる。パリの街も清掃職員のストがあるとたちまち悪臭を放つようになる。例外はチューリッヒだ。
ともかく南アは欧州並みに清潔である。それは掃除清掃に金をかけているということで、金をかける余裕があるということに違いない。
ちょっと油断すると直ぐにゴミの山があちこちにできる
(ブルームフォンテーンのバス・ターミナルで)

車窓から眺められる景色はケープタウンの東部、ブドウ畑の渓谷を過ぎてからはフラット、高原が続く。牧畜地帯といえよう。灌漑さえすれば耕地になるとみた。広大な土地がひろがっている。都市近郊は別として農業牧畜業の単位規模がとてつもなく大きい。

RDCコンゴのカタンガ州の土地も広い。投資さえすれば南アに負けない農業生産がカタンガ州だけで得られるだろうに。70年代は南アに全ての面でひけをとっていなかったコンゴ(ザイール)が、いまや全ての面で南アにかなわなくなってしまった。南アは30年で一大成長を遂げたのだ。

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