08 janvier 2014

12月26日 ケープタウンへ1400キロ 1400km pour le Cap

Le jeudi 26 décembre 2013
7時、曇り。ヨハネスバーグ。

今日は夕方ケープタウンにバスでシフトする。それまでの時間を午前中は動物園、午後はサントンSandtonを見学予定。

Taxiで動物園の中央口まで連れて行ってもらった。150ランド(1500円)。動物園もクリスチャンには学生割引が適用された。僕のための高齢者割引はなかった。
ここは上野動物園のように世界の動物たちが集められているわけではない。しかし、殆どの動物たちは檻の中にはいない。柵はあるが野天である。ピューマもトラも芝や木々に囲まれてのんびりとしている。ゾウ、カバ、キリン、ライオンに加えてマダガスカル島特有の動物たちもいた。見かけなかったのがカンガルーをはじめとしたオーストラリア大陸の動物たちであった。広大な土地と整備された庭園は見事である。
かつてルブンバシの動物園はアフリカ一の評価を得ていたそうだが、2006年に行ったときは廃墟だった。それが2011年に大幅な改善をみせた。モイーズ知事とフォレスト家のお陰である。しかし、今やヨハネスバーグ動物園が完全にアフリカのトップだろう。いやアフリカだけでなく欧州でもこれだけの規模は数少ないに違いない。嘗てのThe Zoo(ロンドン動物園)は1991年閉鎖の危機を乗越えたが、ヨハネスバーグの動物園も以前の英国式動物園からコンセプトを大幅に変えたと考えられる。「旧ゾウの館」や「旧猛獣の館」が残されているが、それらの館は閉鎖的な、猛獣は檻の中に入れるという考え方に沿って作られたといえる。昨日見た動物たちも自由度からいうと、この動物園の動物たちと五十歩百歩である。
ヒョウ(レオパール)はRDCコンゴの
サッカーのナショナル・チームの名前でもある
(ヨハネスバーグ動物園で)
動物園を出てタクシを探した。タクシが全くこない。ヨハネスバーグほどの大都市に地下鉄がない。最近世界で見直されている市電もない。優先車線を走る市バスのネットが出来つつあるけれども、やはり地下鉄が必要だろう。ミニバスのタクシがあるらしい。しかし、これを乗りこなすのはツーリストには無理だと思う。結局宿舎から車を回してもらった。

一旦宿に戻ってからサントン地区に行ってみることにした。そこにマンデラ広場がある。マンデラの6mの銅像が建っている。サントンというのは新しい高級地域のようだ。マンデラ広場からサントン・シティなるショッピング街に入れる・そのショッピング街のデラックスなことこの上もない。まるでドバイのショッピング・モールだ。周りにはインタコンチを初めとして五つ星のホテルがいくつも並んでいた。これがサントンなのか。まぁ、来て見なければわからない。マンデラ広場というけれど、マンデラに所縁があるとも思えない。広場のカフェには黒人がいない。観光客だけではないだろう、白人ばかりで黒人が入りにくい雰囲気を醸しだしていた。

マンデラ広場
(サントン、ヨハネスバーグ)
画像を縦にしたいがブログにアップすると
もとにもどってしまう
16時半、バス・ターミナルにタクシで到着。インターケイプ社のバスは2階建ての150°リクライニング。僕たちの席は下の敬老シートだった。乗車手続きにちょっとした混乱があって、南アフリカも「アフリカ」のうちだなぁと思った。乗客係は白人だったが、小まめに忙しくよく働く青年だった。1745分出発予定が1時間遅れた。ケープタウンまで1400キロとも1600kmともいう。経由地によって異なるのだろう。

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