16 avril 2014

4月7日 ルサカ Lisaka

Le lundi 7 avril 2014
7時、曇り。肌寒い。

9時、日本大使館のS氏とアポイントがとってある。旅券の増補には当該旅券がいるだけで新規作成のように戸籍謄本など他の書類が不要。S氏は若い領事担当責任者だった。14時に増補が済んだ旅券を受け取れることになった。
それまでに翌日のリビングストン行きのバスの予約のためにターミナルにタクシーで戻った。このターミナル、ダル・エス・サラム(タンザニア)ほどの混雑はないが、有象無象がいっぱいだ。客引きといえば仕事をしているように聞こえるが、隙あらば泥棒しようというような連中である。
リビングストンに行くバス会社は数多あるようだが、ネットで推奨していたのは「マズハンドMazhandu Family Bus Service」という多分インド人オーナーの会社。予約制でバスのメンテナンスがいいらしい。その会社の窓口をさがした。変な男がよってきて、「マズハンドか、直ぐそこだ」と我々を連れて行く。マズハンドの隣に名前の似た会社があって、そこで切符を買わせようとする。カウンターの社員に「ここはマズハンドか」と聞くと「違う」という。そこで強引にやはりちゃんと「Mazhandu」と大書してあるカウンターに男を振り切って行った。

昼は宿から近い「レヴィーLevy」なるショッピング・モールの2階にあったKFCでトリの空揚げランチ。KFCに入ったのはジュネーヴ時代以来だから1983年から数えて30年振りのことだ。
「レヴィー」は2代前のザンビア大統領の名前からきているショッピング・モール。南ア系のスーパー「ピックンペイ」、KFC、銀行等々がある大型モールである。レストラン街もある。昨夜宿に点いたときは、レセプションの女性たちが近くにレストランがないというから宿で食事をしたのだが、宿は「レヴィ」のちょうど裏手にあたり、5分も歩けば行けた距離だった。

14時前に再び大使館を訪問。S氏から増補された旅券を受け取った。139クワチャ(2300円)。以前のように合冊にしてリボンを掛けるというような大それたことをせず、51ページ目がS-1ページでS-40までをS-20S21の間を旅券に縫い付けて前後を透明接着テープで貼るという方法をとっていた。
20167月に旅券が切れるのでその際のことを聞いてみた。海外で旅券が発行できなくなったようで、日本で旅券作成をして送ってくるので3週間かかるようになった由。そのときは、今回のように日曜日に家を出て、月曜日に旅券申請をして直ちにコンゴに帰国、多分月曜のうちに家に帰れるだろうから、旅券が来てからまたルサカに来るようにする。まぁ、20167月まで生きていたらの話で先のことは分からないけれども。
 
僕の旅券
増補ページが開始する51ページ目
50ページ目のスタンプはアルジェリア
「コンゴの国境警察は出国ビザがないそ」と
騒いでいた。よく各ページを探してくれよ。
そのくせ賄賂だけはしっかりとる、
先ず仕事をしてください!

クリスチャンが動物園に行きたいというので、宿できいたら、「ムンダ・ワンガ」という傷ついた動物を世話している動物園があると。タクシーで行くと高いから、チランガ行きのバスに乗れとアドバイスされた。チランガ行きはシティ・マーケットから出るという。
そのバスをシティ・マーケットで探すのに一苦労した。なにしろマーケットの規模が大きいのである。巨大なマーケットの端から端まで歩くことになった。マーケットの混雑といったらない。ルブンバシのムゼ・マーケットも横に長く結構広いがその比ではない。このマーケットで動物園の帰りに、僕のジーンズ(15ドル)とクリスチャンのサッカー・シューズ46ドル(2足分)を買った。ピンからキリまで何でもある。
ルサカのCity Market
ともかく広く、人でごったがえしている
商品も豊富でピンからキリまである
これでは「レヴィー」などモダンなショッピング・モールは
一部限られた階級と外人向けであるという解説も頷ける
やっと探し当てて中型バスに乗り動物園らしきところで降りた。「ムンダ・ワンガ」は、しかし、ルブンバシ動物園の方が動物は少ないにしても遥かに整備されていると思われる。「ムンダ・ワンガ」は通路も草ぼうぼう状態で動物たちも空腹をかかえているように見えた。
ルサカの動物園「ムンダ・ワンガ」の哀れなラクダ

 夜の食事も「レヴィー」の中にあった中華料理。結構美味かった。麻婆豆腐と酢豚。定番である。30ドル。

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