09 octobre 2015

10月9日 手本を示すタンザニア Tanzanie : bon exemple démocratique

Le vendredi 9 octobre 2015
6時、快晴、26℃、40%。東の空に千切れちぎれの雲が茜に染まっていた。

家で作ったアイスコーヒーが美味い。

コーヒーの一番美味い国は、僕の知っている限りでは、イタリアである。次にスペイン。フランスは最低の部類。そうそう、スイスも悪くない。世界で一番いい豆はドイツが買う。日本は薀蓄ばかりで、美味いところもあるが高すぎる。スタバでさえ高い。もっとも世界で一番高いコーヒーを飲んだのもイタリアだ。ただし場所代というべきだろう。ヴェニスのサン・マルコ広場。25ドル。「高いじゃないか」と云ったら、「世界にサン・マルコ広場はここだけだ」。そりゃそうだろうがね。

ネスプレソが南スーダンのコーヒーをフランスで販売するそうだ。これに米国のスター、ジョージ・クルーニーがからんでいる。クルーニーはネスレの宣伝広告に出てくるが、ダルフール(スーダン)の紛争解決にとりくんでいる。南スーダンの独立にも賛同した。コーヒーの栽培、商品化プロジェクトは4年越しだ。
RDCコンゴのオリエンタル州、南北キヴ州、カタンガ州でも良質なコーヒーを産する。
クルーニーさん、コンゴもよろしく頼みますよ。「What’s else (Quoi d’autre)」。

RDCコンゴのナショナル・フラッグ「コンゴ・エアウェイズ」が今日から就航する。エアバス2機しかないが、フライトはルブンバシ行きとゴマ行き。エアバスに名前をつけて、1機は「ルムンバ号」、いま1機は「ムゼ・カビラ号」。無事キンシャサを飛び立って欲しいものだ。

銅の市場価格が暴落して、RDCコンゴとザンビアで銅鉱山を運営しているスイスのグレンコアが採掘中止を発表しているが、南アにプラチナ鉱山を持っているグレンコアはここも一時閉鎖すると6日(火)アナウンスした。ロスを出しながら経営続行してはいられないのは当然だが、800名以上の従業員が解雇になるようだ。
プラチナは宝飾以外に自動車の排ガス浄化触媒に使われているが、VW事件のためプラチナの需要が不透明になったという。そうかなぁ。
いずれにせよ、資本主義の世の中、労働者は弱い。景気、商品市場等々に翻弄される。それを救うネットが南アではどうなっているのだろうか。

RDCコンゴ国連平和維持軍Monuscoにトップが今日正式に決まった。ニジェール人ママン・サンボ・シディク氏。111日から任期がはじまる。

今月10月、アフリカの3カ国で大統領選挙がある。
先ずギニア(首都コナクリ―)が11日(日)。現大統領はアルファ・コンデ。2010年、民主的に選ばれた。77歳。長い亡命と監獄時代を経て2010年大統領に当選した。2期目を目指す。「Progres est en marche上手くいっている」というのがスローガンだが、彼を含めて8人で大統領の椅子を争う。
次に25日(日)にはタンザニアとコート・ジボワールが大統領選挙をむかえる。
コート・ジボワールの現大統領はアラサン・ウアタラだ。11名が立候補しているようだが本命はウアタラに違いない。2011年年初の選挙では現職だったローラン・バグボLaurent Gbagboを破ったが、選挙結果を巡ってほぼ内戦状態に突入。バグボは現在国際刑事裁判所(ハーグ)で係争中。
タンザニアは現大統領ジャカヤ・キクウェテが2期を終えるので、憲法上3期は不可。与党は憲法改正などせず、素直に、ジョン・ムグフジ氏を候補として選出した。やはりセネガルと並んでアフリカで最も民主主義が根付いている国らしい展開である。
キクウェテ大統領
(タンザニア)
http://www.bbc.com/afrique/region/2015/10/151008_guinee_elections_explainer2

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